1998年春CCS特集:ネットサイエンス

科学技術系ソフト6,500本を登録、結晶解析ソフトなど人気

 1998.03.20−ネットサイエンスは、デジタルウェアが提供しているインターネットを利用した科学技術系ソフトのカタログ情報サービス。昨年1月からサービス開始して以来、会員数は7,000名を越え、登録されているソフトウエアも6,500本以上に達している。

 ユーザーはネットサイエンスの会員(登録無料)となってホームページにアクセスし、欲しいソフトウエアを検索して探し、それを購入することができる。実際の発注や入金はインターネットから離れて文書によって行われるため、セキュリティを気にする必要はない。

 登録されているのは基本的に海外のパソコン用ソフトが多く、CCS関連をはじめとして、数学、天文、生物、物理、建築・土木、機械工学、電気工学と幅広い分野をカバー。情報はすべて日本語で読めるほか、開発元のホームページへのリンク、詳細資料の入手、デモソフトのダウンロードなども行える。

 また、会員相互の情報交流の場を提供しているほか、米ソリロクエスコミュニケーションズのコンテンツサービスである「サイエンティフィック・アンド・エンジニアリング・ネットワーク・ニュース」(略称・SENN)も無料配信している。

 CCS関係では、英クリスタルメーカーや仏キャラインクリスタログラフィーの結晶解析ソフトなどが売れ筋となっている。分子軌道法の「GAUSSIAN」も関心が高いという。なお、URLアドレスは、http:/www.dware.co.jp/netscience/