デルがコンシューマー向けPCの新シリーズ

動画像編集に強いモデルを厳選、ユーザーの高性能志向に対応

 2013.03.05−デルは、コンシューマー向けPCの新戦略として「Dell Graphic Pro シリーズ」8機種を発表した。デジタル一眼レフカメラやフルHDビデオカメラなどを利用してさまざまな動画像作品/デジタルコンテンツ制作を楽しむ上級ユーザー向けのシリーズで、既存の製品の中から動画像編集に強いプロ向け仕様のスペックを持つモデルを厳選したもの。「ゲーミングPC」「ウルトラブック」に続く、コンシューマー戦略の第3の柱に位置付けている。

 今回のシリーズは高性能を求める個人ユーザーを対象にしている。デジタル一眼レフの高精細画像やフルHD動画はファイルサイズも巨大になり、その編集にはPCにも高性能が要求される。動画共有サイトへの投稿を楽しむユーザーも増えていることもその傾向を加速させていたという。同社にはプロ向けの画像編集処理などに適したワークステーション「Precisionシリーズ」があるが、個人向けには販売していなかった。

 「Dell Graphic Pro シリーズ」は、高度なグラフィック性能を標準搭載し、第3世代インテルCore i7プロセッサーといった高性能CPUを基本としたマシンで、HD+(1600×900)/フルHD(1920×1080)の高解像度モニターをpサポート。さらに、動画像編集に欠かせないアドビ製ソフト(Adobe Photoshop ファミリー)もお買い得価格で提供されることが特徴となっている。4月15日まではキャンペーンで、Adobe Photoshop Elements 10 と Adobe Premier Elements 10 が同梱される。

 また、シリーズの誕生を記念し、100万円相当のワークステーションが当たるクイズも、ウェブ上で実施している。

 シリーズを構成する具体的なモデルは、プロ向けワークステーションから15インチノートの「Precision M4700」、17インチノートの「Precision M6700」、デスクトップ型の「Precision T1650」、スタンダードモデルからは15インチノートで「XPS 15」と「Inspiron 15R Special Edition」、17インチノートの「Inspiron 17R Special Edition」、デスクトップ型は「XPS One 27」と「XPS 8500」が選ばれている。

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<関連リンク>:

デル(Graphic Pro シリーズ 製品情報ページ)
http://www.dell.jp/graphicpro/


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