富士通九州システムズが「ADMEデータベース」をバージョン31に強化

約2,000件の薬物代謝データ追加、全データ件数9万8,000件に

 2013.07.04−富士通九州システムズ(FJQS)は、薬物代謝に関する情報をインターネット経由で検索できるようにする「ADMEデータベース」を更新し、バージョン31を販売開始した。新たに約340の文献から約2,000件の非臨床薬物代謝データを追加している。利用料金は、企業/研究機関向けが年間157万5,000円、教育機関向け同52万5,000円。

 ADMEデータベースは、クロアチアのレンディック博士が論文から収集したヒトの薬物動態関連たん白質と薬物の情報を収録したもの。主に製薬企業における研究開発、大学教育の分野で使用されている。

 チトクロームP450を中心とした薬物代謝酵素、ならびに薬物トランスポーターのデータが蓄積されており、現在のデータ件数は約9万8,000件。ヒト臨床での薬物相互作用データ(別途契約が必要)も提供されており、試験管内実験と臨床との比較による研究にも活用できる。

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<関連リンク>:

富士通九州システムズ(ライフサイエンス/化学トップ)
http://jp.fujitsu.com/group/kyushu/services/lifescience/

富士通九州システムズ(ADMEデータベース製品情報ページ)
http://jp.fujitsu.com/group/kyushu/services/lifescience/asp/adme-database/index.html


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