富士通九州システムズが「ADMEデータベース」を更新

バージョン36をリリース、約300の文献からデータを追加

 2014.10.15−富士通九州システムズ(FJQS)は、10月1日から「ADMEデータベース」をバージョン36に更新した。医薬品開発において重要な薬物代謝に関する文献調べを効率的に行うためのサービスで、今回のアップデートでは、約300の文献から約1,800の非臨床薬物代謝データと、約230件の臨床薬物相互作用データを追加した。

 ADMEデータベースは、薬物動態分野の著名な研究者であるクロアチアのレンディック博士が文献から収集したヒトの薬物動態関連タンパク質および薬物の情報を中心としたデータベース。薬物代謝酵素チトクロームP450を中心に、約10万8,000件の試験管内実験のデータを収載している。

 利用料金は、企業・国立研究機関向け(同時10ユーザー)で、全データベースパックが年間162万円、さらに薬物相互作用データベース付きで同194万4,000円。教育機関向けは全データベースパックの研究室ライセンス(同時1ユーザー)が年間27万円、サイトライセンス(同時50ユーザー)が同81万円となっている。

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<関連リンク>:

富士通九州システムズ(ADMEデータベース製品紹介ページ)
http://www.fujitsu.com/jp/group/kyushu/solutions/industry/lifescience/asp/adme-database/index.html


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