富士通九州システムズが「ADMEデータベース」最新バージョン39

データ件数11万3,000件に拡大、薬物代謝データ提供

 2015.07.10−富士通九州システムズ(FJQS)は、薬物代謝情報などを提供する「ADMEデータベース」を更新し、7月からバージョン39をリリースした。約400の文献を新たに調査し、約1,700件の非臨床薬物代謝データと、約170件の臨床薬物相互作用データを追加している。

 ADMEデータベースは、薬物動態研究で著名なクロアチアのレンディック博士が収集した情報を収めたもので、ヒトの主要な薬物代謝酵素であるチトクロームP450を中心に、約11万3,000件の試験管内実験データが登録されている。内訳は、P450関係が6万8,850件、その他の酵素が1万3,645件、トランスポーター関係が3万900件となっている。

 利用料金は、企業・国立研究機関向け(同時10ユーザー)で、全データベースパックが年間162万円、さらに薬物相互作用データベース付きで同194万4,000円。教育機関向けは全データベースパックの研究室ライセンス(同時1ユーザー)が年間27万円、サイトライセンス(同時50ユーザー)が同81万円。

******

<関連リンク>:

富士通九州システムズ(ライフサイエンスソリューションのトップページ)
http://www.fujitsu.com/jp/group/kyushu/solutions/industry/lifescience/

富士通九州システムズ(ADMEデータベース 製品情報ページ)
http://www.fujitsu.com/jp/group/kyushu/solutions/industry/lifescience/asp/adme-database/index.html


ニュースファイルのトップに戻る