富士通九州システムズがSDS作成支援クラウドサービスを強化

JCDBと共同で事業化、配合分解機能を新たに搭載

 2016.02.04−富士通九州システムズ(FJQS)は、日本ケミカルデータベース(JCDB)と共同開発したクラウド型の安全データシート(SDS)作成支援サービス「ezSDS」を機能強化し、製品中の化学物質と含有率を計算する“配合分解機能”を搭載したと発表した。塗料のような混合物同士を混ぜ合わせた製品のSDS作成を簡単に行うことができる。クラウドサービスであるため、初期投資や運用費用も低廉で、従来型のシステムに手が出なかった中小企業への普及を図る。

 現在、化学物質に関する法律によって指定された化学物質を一定の割合以上含有する化学品を事業者間で譲渡・提供する際、SDSの提供が求められている。

 ezSDSは、製品評価技術基盤機構(NITE)が公開する約2,700のGHS分類データや、約3万物質の化学物質データ、および法規制データを利用することが可能。最新のJIS規格に対応したSDSやラベルの原案を自動作成する機能も持っている。SDSを作成する専門知識のない利用者でも、FJQSがフロントとなって質問を受け付けるほか、SDS作成のための教育、コンサルティング、作成代行サービスをJCDBから受けられるため、安心して取り組むことができるという。

 とくに、今回の新機能である配合分解機能は、化学品の配合構成をツリー状にビジュアル表示する機能があり、複雑だった塗料などのSDS作成も容易に行うことが可能。また、必須原料以外を非表示にすることや、成分の含有量を幅表示するなど、自社情報を保護する機能も追加されている。

 利用料金は月額6万円からで、従量制と定額制を選択できる。年間で30社への販売を見込む。

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<関連リンク>:

富士通九州システムズ(ezSDS 製品情報ページ)
http://www.fujitsu.com/jp/group/fqss/solutions/application-services/saas/ezsds/index.html

日本ケミカルデータベース(ezSDS 製品情報ページ)
http://www.jcdb.co.jp/service/ezsds/


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