CCS特集2017年冬:日本ケミカルデータベース

SDS作成で各種サービス、短納期受託原案作成も

 2017.12.05−日本ケミカルデータベース(JCDB)は、化学物質情報や化学物質に関する法規制情報をデータベース化し、化学物質の表示および安全データシート(SDS)を作成するためのサービスとソリューションを提供。さまざまな選択肢を用意することで実績を伸ばしている。

 とくに、自社製品の「Universal GATE」は、国内向けに作成したSDSをベースに、海外各国の言語、法規制、GHS(化学品の分類および表示に関する世界調和システム)分類、様式に従ったSDS原案に変換する機能を持っている。対応できる言語・地域は、中国、韓国、台湾、マレーシア、タイ、ベトナム、インドネシア、シンガポールといったアジア圏に加え、EU(フランス、ドイツ、イギリス、スペイン、ポーランド、ポルトガル、オランダ)および北米(アメリカ、カナダ)と広い。さらに、ブラジル、メキシコ、オーストラリア、ニュージーランドへの対応準備も進めている。

 また、同社は富士通九州システムサービスと共同でクラウド型SDS作成支援ツール「ezSDS」を提供している。クラウドを利用して手軽で安価に原案を仕上げることができるサービスで、今年になってさらに引き合いが活発化しているという。特定のCAS番号を持つ物質が入っている製品はどれかなど、新たに検索機能が追加されており、使い勝手も向上している。来年には、簡便な英語翻訳機能を搭載する予定である。

 ほかにもSDS作成のためのパッケージソフトも広く取り揃えているが、受託サービスの人気も高い。とくに、今年から海外向けのSDS原案作成を短納期で行う体制を整備した。専門のベテランスタッフが、海外法規検索ツール「LOLIデータベース」(米ケムアドバイザー)を駆使するなどして正確な作業を迅速に行う。一般の受託サービスでは1カ月ほどかかる場合も多いというが、同社では最短1週間で納品が可能だとしている。

 そのほか、化学品の関連した緊急事故に24時間365日体制で即応するサービス「Carechem 24」も問い合わせが多い。世界中の危険化学品輸送に対し、日本語で応対できるのが強みだという。


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